こんばんは、ちょっとお湯沸かしてくるので待っててね。
おまたせ。
昨夜ンガーの練習日だったのですが、その前にgoru君のお知り合いのお店に夕飯、もとい
ディナーを食べに行きました。
お店に入ってカウンターに座り、スパゲッティナポリタンを注文。
待っていると端っこに座っていたおじさんが語り掛けてきました。
もうすっかり出来上がっていてご機嫌な状態だったのだけども、話をしていると
なんと我々と同じ境遇だという事が判明した。
仙台商業高校受験し落ち、育英合格。
ゴーゴークラブとかの話に花が咲いた。
何歳なのか聞くと
「60歳」だという。
「若いっすねぇ」と言ったがもっと上だと思った。
18っこ違いか・・と思っていると、M子さんが入店。偶然の遭遇にびっくりした。
いつもライブに来てくれて最後まで付き合ってくれるM子さんなので、
会話の矛先がM子さんとの会話になりしばらくして、ふとカウンター端のおじさんを見ると
彼はなんだか誰かにブツブツ話を続けている。
一体誰と話しているのだろう?と思った。少なくともオレの目には相手が見えない。
スパゲッティナポリタンが出来上がり、美味しく食べている最中も、やはり見えない誰かと話している
・・・・
その時、ハッと デジャブを感じた。なんかこの感覚経験したことが・・・
そうDさんだ。
いつぞやの焼き鳥屋で3人で飲んだ時に、我々はTVを見ながらサッカーの話題で会話していたのに
サッカーに興味のないDさんは1人我々に対してラーメンの話をしていたのだ。
あの時の衝動が今ここにフラッシュバックした。
注意しなければいけない事はここにいるカウンター横のおじさんも我々もそしてDさんも全員、
育英合格者なのだ。
我々の先輩はきっと身を挺して注意しないといけないよ、とそっと教えてくれているようだった。
すべてを知った後に噛みしめたスパゲッティナポリタンの味はケチャップ味で美味しかった。
時計を見るとすっかり練習の予約時間を過ぎていて、人生の縮図を垣間見た。