仙台を拠点に微動し続けるロックバンド
つづき。
ここに7人の侍ならぬ7人のおっさんが集った。
ここから先はただひたすら肉や魚を焼いて生ビールを飲み続けるという作戦だった。
今回チョイスしたのは前日の日記でも書いたgoru君特製フォルモン、およびハラミ、
そしてアメリカ産牛タン、東仙台のごっつあんでしか食べたことがない豚ののど軟骨、
RED持参のイカの一夜干し、アジの開きなんかも食べた、
つーか、食べたはずだけどもあまり記憶がない。
19L樽との戦いはあたりが暗くあるまで続き、途中で持参したギターでDARRYさんの曲
ブルースの夜に絡まって を熱唱。そのあともレッドウオーリアーズのバラとワインや
RCサクセションの雨上がりの夜空に、とかストリートスライダースのありったけのコインとか
あとオレの持ち曲トゥルーラブを大熱唱、おっさん達の歌声は深い森の闇へ消えていった。
でも残念ですが楽しい記憶はここまでぐらいしかないのです。
この後は実に厳しいものでした・・・
19L樽との死闘を果たし、リベンジに成功、勝利宣言を果たした後、6畳の山小屋に入ったのですが
ここで缶酎ハイを飲んでトイレに行った後、オレは車でダウン。
「う・・・さむっ・・・」
凍死しそうになって起きると、宴は終わって居た。6月とはいえ山の夜は冷え込みます。
仕方がないので小屋に入ろうとしたのですが、おっさんが縦横無尽に寝ているので、どーもこーも
寝れないので、仕方なく寝袋をもって車に戻って寝ようとしたら、襲ってきました19L樽の恐怖が
頭痛ととどまる事のない吐き気、夜中何度も吐き気で起きては車を降りてスパーク
もう寝ていられないので、車の後ろに座って寝袋を巻いてただただ夜が明けるのを待っていました。
静まり返った山の中、うっすらと東の空が明るくなるころ、そーいえば19L樽を飲みほし勝利宣言したけども
あの瞬間、実は惨敗していたのではないかと・・
他の参加者はいろいろ話をしたりして楽しかったと言っていますが、
今回オレはそんな記憶もなくただただ吐き気との戦いの男の野営でした。
帰りの車中でも、goru君が「あの肉がうまかった」と語るのに対して
「あ、ごめん思い出すだけで吐き気が・・」と、テンションガタ落ちのあまり楽しくない野営でした。
今、敗因が何かと尋ねられれば、19L樽の危険性だったのではないか?と答えるであろう、
分析するに10L樽の場合、なくなった時点でインタバル、ハーフタイムが与えられるのに対して、
19L樽は継続してノンストップで飲み続けてしまうという、ブービートラップがオレを襲ったのだ
まぁそもそも酒が強くもないのに飲んじゃっているのが敗因だと思うのだけども、
1人単独でリベンジに燃えてしまい、注文した以上負けは許されない、という自分のみの意気込みが空回り
参加メンバーの力量を信じ切れなかったのも敗因の一つかもしれません。チームワークが大事
とにかく、19L樽を空け勝利宣言を果たした後の記憶は非常に過酷なものでした。
責任感が強いっていうのかな? 人生は常に喜怒哀楽、紙一重ということですね。
でも、Jun氏の盗撮動画を見た限りだと随分と醜くハッスルしている自分が写っていたので、
途中まではどーやら楽しくやっていたようだったので、今ここに改めて勝利宣言をしたいと思います。
レッツ バスロマン!
おしまひ。
おしまい。