それは暗い海を渡る絶望を探す旅でした。 by ビビ
今日は天気も良いわりには暑くも無くて仕事も無くて、ヒマなので冒険をしてきました。
最近乗っていなかった原付バイクでブイーンと走って、多賀城周辺を徘徊。その後なんだかエンジンの調子が
悪くなってきたので原因を探してみたら、なんだか2ストオイルがカラッカラになっていたので、もしかしたら
これかもしれない。と仙台新港の南海部品に行った。
ゴリラに乗っていた時はこのお店でマフラーを買ったり、そうそう冬は寒いからね。違うっ!
あとはメーターの線を買ったり、タイヤを買ったりしていたのですが、ゴリラを手放してからと言うもの
すっかりご無沙汰だったので、行ってみた。
店内は以前と配置が変わって居て自転車まで売っていた。そー言えばここもすっかり津波で流されたんだろうね。
入り口入ってすぐの所にヘルメットコーナーがあって、買えもしないのにイロイロ見ていたら、衝撃的なヘルメットを発見しました。
これ、後ろから来たらコワイっつーの。
それと、北斗の拳で出てくるバイクに乗ったザコキャラのヘルメットとか、バットマンのヘルメットとかありました。
↑こんなの
知らないうちにバイク文化が進化している事にカルチャーショックを受けて、
一番安い2ストオイルカストロール2Tと言うのを買った。800円。
レジ行ってからサイフに1000円ちょっとしか入っていなかった事に気がついて、おーこれ選んでよかったーと。
調子に乗ってちょっと良いオイルを買ったりしていたら、レジで
はうっ!ってなる所でした。
安いものを見極めるオレの才能に酔った。
お店の外に出て早速オイルを入れる。なんか周りには大きいバイクしか居なくて、もちろん2ストとか無いので
なんかイヤだった。
なんかイヤだなーと思いながらオイルを入れていたらオイルをこぼした。
なんかもっとイヤになったので、速攻で帰った。帰り道、エンジンは一向に調子よくなく止まったりするので
さらにチェックしたらガソリンが無かった。
なるほどそっちか。ってか一番最初に疑えって話です。
で、その後はスタンドまでバイクを押して歩いた。とか言う皆さんが期待する話にはなりません。
余裕のリザーブタンクにコックを回し、余裕で帰ってきました。ブイーン
家に着いてもヒマなのは変わらないので、車を雑巾で拭いた。激しく拭くと塗装がポロポロ取れて
おもひでぽろぽろ を部屋の隅で膝を抱えて見たくなるので、やさしく、ソフトに拭く。
さらにサビの所には、前回も活躍したサビが変身するハイテクスプレーや
アンダーコート と言う一文字足すと アンダースコートになる黒いスプレーで塗ったりした。
いくぶんビカビカになったので、これはドライブと洒落込むしかないな、とキーを捻ってエンジンに命を吹き込んだ。
利府街道を東へ東へ東へとカッサンドラの様に進んだら程なく渋滞にはまった。なんだかジャスコ付近は
週末になると渋滞になるので、まったく持って不愉快だ。不愉快なのでジャスコに行ってビレッジバンガードで
サイフの中と相談をしてステッカーを購入した。残金53円。
ジャスコを出てもなんだか渋滞しているので、渋滞を避けて走っていたらさっき来た南海部品付近に居た
これは
海がオレを呼んでいるのではないか?と思って海へ向かった。
仙台新港の南防、ナンパのメッカはいまだ立ち入り禁止の看板が、若者たちは今どこでナンパをしているのだろう?
そう言えば蒲生にあった日和山という一時期日本一小さい山と言うのがあったので行って見て愕然とした。
山がすっかり無くなっていたのだ。のだ総理は早く解散しなさいのだ。
看板があったのできっとここが山があった場所なのだろうけども
そこに行くまでの建物が影も形も無くなっているので、本当にここが日和山なのか?と思った。
以前、平日の夕方ここの駐車場に車を停めて、1人海に行って帰ってきたらどこかで車のカギを落としちゃっていて、
当時のドラマーにカギを持ってきてって頼んだら、オレがなんでか菖蒲田に居ると伝えてしまい、
暗い駐車場で数時間彼が来るのを待った、そんな思い出深い場所だ。
でもその景色はまったく違う景色になっていた。
蒲生干潟
あっちの建物まで家がびっしりあったのに・・
あっちの建物は小学校でした。まだ手付かず。
とまぁ、それでもサーファーや、野鳥を観察している人たちが居て、景色は変わってしまったけどもちょっとだけ安心した。
流された神社が仮な感じであったので、サイフから50円を取り出しお賽銭箱に入れて拝んできた。残金3円
復興の旗が雨風でボロボロになっていたよ。