こんにちは。とりあえず筋肉痛です。
集合12時半。 5分前の男として定評のあるオレは前日から入念なスケジュール管理をし職場に合宿
朝も高血圧の利点を生かしシャキッと起きて10時半まで働く。これがプロのやりかただ。
楽器を車に積み込みエンジンをかける。ブロロン BGMはコンポが壊れてCDが出てこないのでAMラジオだ。
自宅到着。電車の時間を調べる。
11時45分岩切駅発。ここに照準を絞り合宿で油脂でコーティングされた身体を洗う。
すっきり。ス
ウォウウォウしている間に時間が危険になってきた。
楽器を持ち、髪も乾かないまま駅までダッシュダッシュダッシュ キック&ダッシュ
5分前行動の男なので駅には5分前には着いたが、なんだか汗をかいた上に心臓が痛い。
その後goru君と合流しタクスィで現地へ向かう。
タクスィの運転手さんと会話をする。
運転手さん
「私40代に見られるんですよ」ライジンガー
「エー そうですか?何歳なんですか?」運転手さん
「もう還暦なんですよ。エヘ」ライジンガー
「なるほど・・・そうなんですかぁ・・」まぁどーこからどー見ても普通に還暦に見える運転手さん・・、このままこの話を広げるのは危険と悟ったので
困った時の世界情勢。という事でシリアの話をとかに移行する。
運転手さん
「私の時はチューバチキあったでしょ?」ん?
チューバチキ??
ん?とは思ったものの適当に「あぁありましたねぇ」と会話を進めるとどうやら彼は
「キューバ危機」のことを言っている事にたどり着いた。なるほど人生は奥深い。
そんな運転手さんとお別れをしダーウィンに向かう。
行ってみると流石はダーウィンでかい。こんな場所でできるのかぁ。と思いながらもこのホールお客さんが
入らなかったら非常に寂しい事になるぞ・・と一抹の不安もよぎった。
ハリキッテ集合時間に集まったgoru&haroだが、どういう訳か他のバンドさんが居ない。
一応ミーティングをハリキッテ集まった3バンドぐらいでする。
その後お腹がすいたので魚や一丁に行く。カンパイ グビグビ
ピロリロロン GREY君からメールだ。
「カフェに居ます」どーやら誰よりも早く会場に行ったのだけど、なんだか
企画スタッフさんしか居なくて、心細くなってカフェにひきこもって居たみたいだった。
さらに飲んでいると現地にいるREDから電話が鳴って
「あのーもうリハーサルの時間なんだけども」と言われた。
予想していた時間よりも早かったので慌てたが、大人なので素早く会計を済ませ、領収書も貰い
競歩で会場に向かったギリギリセーフ、セーフティ。
だがセッティングの時になってもGREY君が来ない。電話をすると
「まだカフェに居る」とか言うので
「お前はおしゃれOLかよ!」と心の中で叫んで
「ごゆっくりどーぞ」と言った。
リハが終ってからが問題だった。そこから出番までの4時間強、いかに過ごすかがこの先のライジンガーの運命を
握っていると言っても過言ではなかった。こんな昼真っから居酒屋が開いて居ようものなら、余裕で4時間飲むだろう
だが、世の中は割りと正しく動いているようで、居酒屋のランチタイムは大体PM2時半まででそれからしばらく休憩し
5時ごろ再び開店するのがポピュラーなようだった。
仕方ないので街をブラブラする事にした。
三越のちょっと手前まで来ると横道に赤ちょうちんが見えた。錯覚だろうと思いながらもメンバーは吸い込まれるように
赤ちょうちんに近づいて行くと以前も行った立飲み屋だった。
客は居ないものの、開店はしているようで、奥には立飲み屋にもかかわらず席まで用意されていた。
メンバーは顔を見合わせ小さく頷くと、店内に入って椅子の席行こうとすると、
ピーピー!!
店主から忠告が入った。
「あぁ、そっちは5時からなんですよ」やはり店主も昼まっから飲ませるのには抵抗があるのだろうか、社会のルールとして5時からと言う規則を
持ち合わせていた。
まぁライジンガーとて社会人の一員、その心意気に深く同意し、立ち席で飲む事にした。
カンパイ グビグビ
そのうちJun氏も現れ立ちながら飲んでいると、5時になったのか椅子席が解禁になった。
一気に流れ込むライジンガーファミリー。おおよそその部屋の半分を独占し、おおいに語らう。
その後ライジンガーアニバーサリーに駆けつけたお客さんも次々と合流し、一個しかないトイレの争奪戦が始まった
Jun氏は膀胱がはちきれんばかりになっているオレにトイレを譲り、友情を確かめ合ったりもした。
「飲みすぎたのでウコンハイにしようかな」と頼んでいるREDを目撃。
「飲みすぎたときは水かお茶にしろよ、今危惧すべきはキミの体調ではなく、このあとのライブだろ」と厳しく注意した。
そんなやり取りをしているとあっという間に4時間が過ぎ出演時間になりそうだったので軽く千鳥足で会場に戻った。
ナイスタイミングで会場に入るとイッパイのお客さんが来てくれていて、身が引き締まる思いだった。
セッティングを済ませ、SEのテレサテンのつぐないが流れる。
ステージ入場のさいgoru君は一礼をした。ピッチに立つサッカー選手と同じ気持ちだったのだろう。
こんにちはライジングライダースドライブです。そんなMCをしている頃事件がおきた。
haro君のベースの音が出ないのだ・・なんと言う事故。今まさにMCをしているgoru君が話し終わったら
ガイーン と一曲目をやるはずなのに、ベースの音が出ないのだ。
「あの音が出ません」とスタッフさんに言ってからよーく見るとベースにシールドがささってなかった。
そりゃ出ないよね テヘ たぶんこれはオレが悪いんじゃなく酒が悪いんですと告げた。
ガイーン
終了
アニバーサリーライジンガーライブ第一幕終了。